【新発見資料 初公開】龍馬の「いちばん長い」手紙(大笑いの手紙)について
2017.08.23
- 告知
初公開 龍馬のいちばん長い手紙(“大笑い”の手紙)
総合展示室2「龍馬の手紙」コーナーにて公開
8月26日(土)~10月23日(月)
坂本龍馬書簡 慶応2年12月4日 坂本権平、家族一同宛て
写本の存在は知られていたが、消失したと見られていた手紙の原本が新たに6枚発見された。
現存する龍馬の手紙は現在確認できるものだけでも140通にも及ぶと言われているが、龍馬を語る上で重要な1年である慶応2年の総まとめをした密度の濃い(内容の)資料である。
兄・権平らに宛てたこの手紙の中身は、1月の薩長同盟締結直後に寺田屋で襲われたことや、7月の第2次幕長戦争で下関開戦に参加したことなど多岐にわたる。
また、寺田屋事件の知らせを受けた西郷隆盛が短銃に弾を込めて自ら助けに来ようとしていたことが嬉しかったこと、事件の様子を西郷隆盛らと「大笑い」したことも記述されている。
新発見資料 坂本龍馬書簡 慶応2年(1866)12月4日 坂本権平、家族一同宛て 1通(部分)全6枚
(高知県立坂本龍馬記念館蔵)
関連情報
特別講座「龍馬は寺田屋で襲われて良かったー再発見された龍馬書簡の真意ー」
講師:宮川禎一(京都国立博物館 学芸部 列品管理室長)
日時:10月8日(日)13:30~15:00
会場:当館1階ホール
定員:80名(参加費無料・要事前申込)
申込方法:9月20日(水)までに電話・FAX・ハガキ、または当館1階の受付に直接のいずれかでお申し込みください。FAX・ハガキの場合は氏名・郵便番号・住所・電話番号をお知らせください。(応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。)