企画展 山内家のおひなさま
終了
祈りのこもった山内家のかわいらしいものたち
2018/02/09 - 2018/03/12
開催期間 | 2018/02/09 - 2018/03/12 |
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休館日 | なし |
観覧料 | ■観覧料 700円(団体20名以上560円) ■高知城とのセット券 890円 ※高校生以下は無料 ※高知県・高知市長寿手帳所持者は無料 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者と介護者(1名)は無料 ●観覧券は当日のみ有効です。(年間観覧券は除く) |
展示の見どころ
桃の節句にちなみ、旧土佐藩主山内家に伝来したひな人形とひな道具約40点を展示します。併せて、現在の保存修復技術によって美しくよみがえった豪華絢爛な女乗物をはじめ、化粧道具や調度品など江戸時代の姫君たちの暮らしを偲ばせる品々をご紹介します。
展示構成
Ⅰ.女性の乗物
Ⅱ.嫁入り道具~武家の暮らしの世界~
Ⅲ.ひな人形とひな道具~ミニチュアな世界~
Ⅳ.女性のたしなみ~女性のための指南書~
Ⅴ.源氏絵~描かれた雅な世界~
主な展示資料
修理後初公開 女乗物
黒漆地に唐草と花桐紋などが金蒔絵で施され、内部には花鳥画が貼り込まれた武家女性に用いられた乗物。このたび修理によって、明らかとなった科学的分析の成果についてもパネルでご紹介します。
有職雛
公家の決まりごと(有職)を忠実に写したひな人形。これは、明治34年(1901)に侯爵山内豊景(とよかげ)に伏見宮家から輿入れされた禎子(さちこ)女王が持参したものです。
貝桶 ひな道具より
婚礼道具のひな形(ミニチュア)であるひな道具。なかでも貝桶は、その嫁入り道具の筆頭であり、貝合わせを収めるための容器です。二枚貝は同一の貝でないとぴったり合わさらないことから、女性の貞節の象徴と考えられていました。