特集展 ぼくらの明治維新 ~庶民が見た新時代~
2018/08/04 - 2018/09/17
開催期間 | 2018/08/04 - 2018/09/17 |
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休館日 | なし |
観覧料 | ■企画展開催期間中(8/4~9/3、9/14~9/17) 700円(団体20名以上560円) ■その他の期間(9/4~9/13) 500円(団体20名以上400円) ■高知城とのセット券 当館企画展開催期間中(8/4~9/3、9/14~9/17) 890円 その他の期間(9/4~9/13) 730円 ※高校生以下は無料 ※高知県・高知市長寿手帳をお持ちの方は無料 ※身体障害者手帳、精神障害保健福祉手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者と介護者1名は無料 ●観覧券は当日のみ有効です。(年間観覧券は除く) |
展示の見どころ
教科書にも出てくる変化は、高知でもおきたの?
新政府(せいふ)はつぎつぎと新しいしくみを作り、全国いっせいに変えようとします。とはいえ、それまで藩(はん)や地域(ちいき)の中でそれぞれに通用していたルールをやめて変えていくのは、変化を受け止める人々にとっても、とても大変なことでした。
その変化を、高知ではどうやって受け止めたのでしょう?県内各地に残る当時の資料(しりょう)から、それぞれの立場で見た「維新(いしん)」の変化と、それをのりこえた人々の知恵(ちえ)を読みときます。
やまぴょんといっしょに、高知の明治維新をしらべよう!
解説(かいせつ)パネルや音声ガイドでは、城博(じょうはく)のキャラクター・やまぴょんがご案内。当時の品々をじっくり観察すれば、文明開化や学校制度(せいど)など、いまのぼくらにもつながる変化が見えてくるはず!
主な展示資料
得月楼絵巻(とくげつろうえまき) 得月楼所蔵
明治3年(1870)にできた料亭(りょうてい)、得月楼(とくげつろう)の様子をえがいた絵巻。断髪(だんぱつ)・洋服すがたのお客さんたちがえがかれ、「文明開化 (ぶんめいかいか)」が進む当時の様子が伝わる。
場面拡大図(ばめんかくだいず)
仮名垣魯文「安愚楽鍋」(かながきろぶん あぐらなべ)
当時まだめずらしい牛鍋屋(ぎゅうなべや)に集まるお客さんの会話を、面白おかしくしょうかいしたお話。
地券(ちけん) 南国市左右山部落共有文書
土地の持ち主を書いた証明書(しょうめいしょ)。税(ぜい)のおさめ方が変わるなど、大きなしくみの変化が続いて、人々はとまどうことが多かった。
高知県管轄 土佐国郡村区別(こうちけんかんかつ とさのくにぐんそんくべつ) 中越家資料
高知県ができて間もないころの資料(しりょう)。郡の中をいくつかの「区」にわけて、新しい行政単位(ぎょうせいたんい)にしようとした時のもの。
このしくみはすぐに取りやめになった。
古写真 高知県尋常中学校校舎 (こしゃしん こうちけんじんじょうちゅうがっこうこうしゃ) 高知県立高知追手前高等学校所蔵
明治24年(1891)に撮(と)った中学校と生徒たちの写真。今の追手前高校の校舎(こうしゃ)は昭和6年(1931)のものだ。
<展示期間:8/4-18>
※8/19-9/1・9/2-17は別の写真を展示します