企画展 土佐藩歴代藩主展~戦国から明治 山内家の300年~
終了
2018/06/29 - 2018/09/03
歴代藩主16人勢揃い!藩主ゆかりの名品を多数展示します。
土佐藩は、関ヶ原の戦いの功績により土佐一国を与えられた初代一豊に始まり、動乱の幕末・維新に至るまでの260年間、一貫して山内家が藩主をつとめました。この間、藩主をつとめた人物は16人。
この企画展では、歴代藩主16人の事蹟を、藩主ゆかりの古文書や美術工芸品約60点からご紹介し、彼らの生きた時代や個性をダイナミックに振り返ります。
土佐藩は、関ヶ原の戦いの功績により土佐一国を与えられた初代一豊に始まり、動乱の幕末・維新に至るまでの260年間、一貫して山内家が藩主をつとめました。この間、藩主をつとめた人物は16人。
この企画展では、歴代藩主16人の事蹟を、藩主ゆかりの古文書や美術工芸品約60点からご紹介し、彼らの生きた時代や個性をダイナミックに振り返ります。
開催期間 | 2018/06/29 - 2018/09/03 |
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休館日 | なし |
観覧料 | ■観覧料 700円(団体20名以上560円) ■高知城とのセット券 890円 ※高校生以下は無料 ※高知県・高知市長寿手帳所持者は無料 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳所持者と介護者(1名)は無料 ●観覧券は当日のみ有効です。(年間観覧券は除く) |
備考 | □7月13日(金)~16日(月・祝)は21:00まで開館延長します。 □8月11日(土・祝)~19日(日)は8:00に開館します。 |
展示の見どころ
主な展示資料
初代藩主 山内一豊肖像
慶長5年(1600)関ヶ原の戦いで徳川家康に味方し、その恩賞として土佐一国を与えられた初代山内一豊(やまうちかつとよ)。土佐藩主としての治政は4年9ヶ月と短いものではありましたが、高知城を築城するなど、藩政の基礎をつくった人物です。これは、一豊の没後まもなく描かれた肖像画です。
2代忠義所用 萌黄糸威胴丸具足
2代山内忠義(ただよし)のものと伝わる具足。平成29年度に一年間かけて修理を行い、この度、初公開となります。尉頭形兜に、萌黄糸で威す胴丸、草摺(胴の下に下がっている部分)の赤、籠手と佩楯の青という色彩の組み合わせが特徴的です。
4代豊昌所用 兎耳形兜
4代山内豊昌(とよまさ)のものと伝わる変わり兜。兎は、大きな耳で素早く情報を集め、走るのも速く、そして、後ろ向きには走れない動物だと思われていました。また、月の神様(=戦いの神様)のお使いという信仰もありました。このような凝った兜が残っている豊昌は、学問よりも武芸が好きだったと伝わっています。
15代豊信所用 緋羅紗地数珠文陣羽織
15代山内豊信(とよしげ、隠居後は容堂と号す)のものと伝わる陣羽織。色鮮やかな赤に、巨大な数珠をあしらった大胆なデザインです。豊信の豪快さや美意識を感じさせる一品です。
関連行事
- 展示関連企画
甲冑を解き明かす-修理とその成果-
2代忠義所用の甲冑の修理と科学調査に携わった専門家らをお招きし、修理の過程と材質分析の成果について報告します。
開催日時 8月18日(土)
14:00~15:30場所 当館1階ホール - 展示関連企画
夏休み工作教室 つくってみよう!オリジナル扇子とはんこ
夏休みの思い出に、扇子に墨流し染めをして、消しゴムはんこで落款(昔のサイン)を入れてみませんか?
開催日時 8月19日(日)
14:00~15:30場所 当館1階実習室 - 展示関連企画
「土佐藩歴代藩主展」担当学芸員によるスライドレクチャー
展覧会の見どころを担当学芸員が解説します。
開催日時 会期中毎月第1・3日曜日
10:30~(約20分)
7月1日 7月15日 8月5日 8月19日 9月2日場所 3階土佐史探索室