企画展 未来へひきつぐ美とかたち
終了
BEAUTY & FORM : LEGACY FOR THE FUTURE
2017/03/04 - 2017/04/23
土佐藩主山内家伝来の美術工芸品をご紹介します。
江戸時代を通じて16代にわたり土佐藩主を務めた山内家。歴代の甲冑、陣羽織を始め、能面、漆芸品など約30点。そして国宝の書「高野切(古今和歌集巻第廿)」を展示します。
兜や陣羽織の斬新なデザイン、能面の幽玄、漆黒の中に浮かび上がる金銀蒔絵の美。武家の美意識をご堪能ください。
●お手持ちのスマートフォンで解説を聞きながら見ることもできます。
●会場とHPで、展示品の中から一番かぶってみたい兜を選ぶ人気投票も行います。
江戸時代を通じて16代にわたり土佐藩主を務めた山内家。歴代の甲冑、陣羽織を始め、能面、漆芸品など約30点。そして国宝の書「高野切(古今和歌集巻第廿)」を展示します。
兜や陣羽織の斬新なデザイン、能面の幽玄、漆黒の中に浮かび上がる金銀蒔絵の美。武家の美意識をご堪能ください。
●お手持ちのスマートフォンで解説を聞きながら見ることもできます。
●会場とHPで、展示品の中から一番かぶってみたい兜を選ぶ人気投票も行います。
展示の見どころ
第一章 うたのかたち 文字の力
大陸生まれの漢字から長い時間をかけてはぐくまれた日本独自の書「かな」。その完成形が「高野切」です。
<<国宝>>「古今和歌集巻第廿高野切本」
展示期間3月4日(土)~13日(月)、18日(土)
デジタルコンテンツでは、高野切の由緒や見どころをわかりやすく解説。
第二章 能面の表情
無表情の代名詞とされがちな能面ですが、一枚の面の中には深い悲しみや喜び、複雑な感情の全てが込められているのです。
面「弱法師」
3つとも同じ能面(深井)です。照明の当て方でこんなに表情が違います。
第三章 うるし うるわし
螺鈿に蒔絵、平文、切金。漆と異素材を自在に組み合わせて生み出される多彩な表現の数々。
「宇治川蒔絵螺鈿重香合」
拡大写真パネルで超絶技巧にせまります。
第四章 武のかたち
山内家の変わり兜・陣羽織は日本有数のコレクション。兎や貝、蝶をかたどった兜、現職の舶来生地や羽毛を駆使した陣羽織は、戦場で己を鼓舞し、敵を圧倒するための実用品だったのです。
「兎耳形兜」
「尉頭形兜」
実際にレプリカがかぶれる兜もあります!記念撮影可!
そしてあなたのかぶってみたい兜はどれ?会場とHPで大選挙を開催!(投票ページはこちら)
そしてあなたのかぶってみたい兜はどれ?会場とHPで大選挙を開催!(投票ページはこちら)
関連行事
記念講演会
「大名家のコレクションー古今和歌集巻第廿(高野切本)を中心にー」
九州国立博物館館長 島谷弘幸氏 3月18日(土)14:00~15:30 □会場:当館1階ホール □定員:80名 □聴講無料 □事前申し込み制。電話、ファックス、ハガキにて当館まで お名前、ご住所、電話番号をお知らせください。折り返し整理券をお送りします。
スライドレクチャー(15分)
展覧会の見どころを学芸員が解説します。 会期中毎週日曜日10:30から当館3F土佐史探索室にて □観覧料が必要となります。 □事前申込不要。